サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2012/09/03

出題者・発言者の意図を知る

藤原正彦さんのエッセー集「数学者の言葉では」に「国語について思う」と題して、氏が国語の試験を苦手にしていたことが述べられています。この中でもっとも正答率が悪かったとして挙げられているのは「作者の言いたいと思っていることを次の中から選べ」というもの。ここで氏は「作者の心理を推測することの必要性を疑っていたこともあるが、なにより実際の試験においては、作者の心理を推測する出題者の心理、を自分が推測しなければならないのだから、うまく当たらないのが当たり前だった」と述べています。

確かにそうでしょう。数学のように正しいか正しくないかが明白に結論できる問題と異なり、国語の問題はいかようにも解釈できて、その正否を画一的に決められるというのは、甚だ変。しかも自らの文章を試験に出題された作家が、その問題の模範解答を見て「私はそのようには考えていなかった」と吐露されたこともあるそうで、そうなると藤原氏の言われることは、まさに正しいということになります。

これに関連して思い出したのが、鈴木淳史氏の「わたしの嫌いなクラシック」に書かれた、古楽に関する文章。昔の音楽を、その当時に使われていた古楽器で演奏するという「古楽様式」の演奏がよくあります。それについて氏は、『「昔はこうだった」のではなく、「昔はこうだったとボク(演奏家)が思っているもの」として聴くのがベターなのである』と書いています。これも藤原氏が指摘する「出題者の意図」に通じるものがあります。

最近、ある人に「難しいプログラムやシステムを構築するのは望ましくない」と言われました。しかし私にはそれほど難しいとは思えず、この機能を実現するにはこの方法しかないと思ったのですが、しばらくして気がついたのが前述のこと。つまり「(私にとって)難しいプログラムやシステムを構築するのは望ましくない」ということ、私にわかるようにしてということなのです。直接反論する気にもなりませんでしたが、内心思ったのは「Study programming! Study computer system!」

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