サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2013/01/12

嫌われていた数学者たち

ミターク・レフラーのことをこちらで書きました。レフラー夫人が裕福な家庭出身だったこともあって、その財力を生かして多くの数学者たちを支持していたようです。そういうこともあって彼は信頼されていたのでしょう。

しかし数学史を見ていくと、数学者は変人であったり性格が悪かったりして、誤解されていた人の方がはるかに多い。よく知られたものをいくつか紹介します。

まずよく言われるのがコーシー。物事をはっきり言うこともあって、才能は認められていたものの嫌われていたようです。孤独だったとも言われています。アーベルの論文を紛失した事件は彼の大失策。アーベルがノルウェーという数学界の中心から離れた国の見知らぬ数学者であったこともあってか、多少軽くみていたのかもしれません。またコーシーが論文審査をすべて任されていたこともあって、多忙すぎて忘れてしまったかも。歴史に"もしも"は許されないかもしれませんが、もしもコーシーがアーベルの論文を高く評価していたら、アーベルも不遇な晩年を過ごすことはなかったでしょう。

『「無限」に魅入られた天才数学者たち』によると、カントールも多くの数学者たちに誤解されていました。無限に関する画期的な考察が、当時の数学界に多大な震撼を与えて反発されたのですが、その反発の急先鋒になったのが、クロネッカー。クロネッカーは「クロネッカーの青春の夢」や「クロネッカーのデルタ」などで知られている有名な数学者。彼は代数学を重要視し、解析学に反発していたこともあって、解析学の研究者に対して容赦ない攻撃をしかけていたらしく、その矛先はカントールだけでなく、デデキントや解析学の大家ワイエルストラスにも向けていました。『「無限」に魅入られた天才数学者たち』を読む限りにおいては、クロネッカーにあまりいい印象はありません。それでも今では大数学者として認められています。

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