サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2013/03/10

「夢十夜」の第六夜を再読しました

先日Xの悲劇を再読した時、合わせて再読したのが、夏目漱石の「夢十夜」。十篇の短編を集めたもので、"こんな夢を見た"という設定になっているため、実際にはあり得ないことが結構出てきます。

今回再読したのは"第六夜"。実は高校の教科書に載っていたもので、教科書には第六夜が全編載っていました。つまりかなり短い。文庫本で2ページ半です。あらすじは

運慶が護国寺の山門で仁王を彫っている。それを見に行った私は明治の人間で、見学している車夫らも明治の人間である。運慶の彫るさまを見ながら批評をする明治の人間たち。運慶は無造作にのみを使って器用に仁王を彫るのを見て、私は「ああ無造作にのみを使って、思うように眉や鼻ができるものだな」と感心すると、若い男が「あれは眉や鼻をのみで作っているのではない。あの通りの眉や鼻が木の中に埋まっているのを、のみと槌で掘り出すまでだ。まるで土の中から石を掘り出すようなものだから決して間違うはずがない」と言った。それを聞いた私は早速家に帰って、家にあった薪を片っ端から彫ってみたが、どの木の中にも仁王は埋まっていなかった。明治の木には到底仁王は埋まっていないのだと悟った。それで運慶が今日まで生きている理由がほぼわかった。


というもの。最初これを読んだ時の感想は「現代(明治)は天才は生まれない、育たない時代なのだ」でした。再読しても感想はそれほど変わりません。Webで何かいい意見があるかなと思って調べると、すばらしい意見がありました。こちらです。この意見に補足することは何もありません。

確かに現代は"一つの物事を極める"のが難しい時代になっています。物事を"極める"とは何か?ということが不明確な時代とも言えます。IT関係の仕事をしていても、仕事に直接役立つのは「物事を知っているかどうか」である場合が多い。Excelの豊富な機能を知っているとか、コマンドを知っているとか、メジャーなプログラミング言語や開発ツールの使い方を知っているかどうかで、能力が評価されることも多い。なので、知識の習得に躍起になってしまう。本来はそのようなものではないとは思うのですが...

考えさせられました。

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