サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2013/09/15

「翻訳はいかにすべきか」を読んでいます

翻訳の話題が多くなってきたこのブログですが、翻訳といえばこの人の著作を読んでおかないわけにはいかないと思い、Amazonで2冊買いました。そのうちの1冊が「翻訳はいかにすべきか」です。



一口では言えない盛りだくさんの内容で、いつもの"柳瀬"節が全開です。第4章には「ユリシーズ」の全訳(丸谷、永川、高松の三氏による翻訳)についての批判もあります。特に興味深かったのは二点。一つは、三島由紀夫が翻訳についての確固たる主張をしていたこと。なんと「フィネガンズ・ウェイク」にも関心があったようです。もう一つは、翻訳文に代名詞を多用したものが多いが、それは望ましくないというもの。確かにこれは納得です。以下、私の主観です。

中学で初めて英語を習った時に、「heは彼」、「sheは彼女」と訳すものだと教わりますが、それまでに「彼、彼女」という言葉を使ったことがないため、恥ずかしかった記憶があります。日本語で「彼、彼女」というと「好きな異性」の意味という認識でしたから。そして、訳語として「彼、彼女」という言葉を使い、「heは彼」、「sheは彼女」を自分の中で定着させることで、その恥ずかしさを克服します(もっとも恥ずかしさを感じたのは私だけかもしれませんが)。それが翻訳家になってもそういう言葉で訳してしまうのですが、本来日本語の会話で「彼、彼女」とはそれほど言わない言語ですから、翻訳文としては妙な感じです。日本語は「私」や「彼、彼女」という主語を使わなくても会話が通じ、文章として成り立つ言語だからです。

柳瀬氏は"試訳"として「彼、彼女」などの代名詞を使わない翻訳を提示されています。その文章の方が日本語としてしっくりきます。この本、内容が盛りだくさんなので、気が向けばまた書いてみます。

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