サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2013/12/12

バッハよりR・シュトラウスが好きなデュ・ソートイ氏

デュ・ソートイの「シンメトリーの地図帳」を4分の3ほど読みました。何度も繰り返しますが、この本は面白い。前作の「素数の音楽」は世界的ベストセラーになったとのことですが、確かにデュ・ソートイ氏は文章がうまい。読者をグイグイ引っ張っていくような感じです。数学の話だけかと思いきや、化学の鏡像異性体の話や(サリドマイドのことも書かれています)ハミングのエラー訂正の理論、そして音楽の話題もあります。とりわけ音楽への造詣は深いようです。

友人のドロシーは作曲家。メモ帳には行列のように見えるたくさんの数字が書かれている。それを"音列表"と呼んでいる。ん?これは12音技法のこと?と思って読み進めると、確かにシェーンベルクが導入した手法と書かれています。"12音技法"という名前こそ書かれていませんが、デュ・ソートイ氏はこの作曲技法のことを知っているようです。

また別の箇所には、クセナキスの「メタスタシス」の楽譜(これは図形楽譜か?)も掲げられています。

さらに、バッハのゴールドベルク変奏曲には数多くのシンメトリーが潜んでいるということで、○○変奏がどうだとかとにかく分析がすごい。おそらくこの変奏曲を何度も聴いているでしょうし、楽譜も入念に読み込んでいると思われます。よほどバッハが好きなのだろうと思ったのですが、実はそれほど好きではないらしい。シンメトリーがはっきりしているので、先の展開が予想でき、面白くないとのこと。「R・シュトラウスの曲を聴いたときのような、血沸き肉踊る興奮は感じない」と書かれています。そうでしたか!これは私と気が合います。やはりゴールドベルクは聴いてて面白くないですよね。同じ変奏曲ならベートーヴェンのディアベリ変奏曲の方がいいと思うし、さらにブラームスのヘンデル変奏曲の方がもっといい。盛り上がり方が違いますから。

今読んでいるところは、ファイト-トンプソンの長大な証明(奇数位数の群は可解という定理)とマシュー群の話。もうすぐモンスター群の登場です。

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