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サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2009/11/30

ダブリナーズ

この間の土曜日、本屋さんでブラブラしていて新刊書を見つけました。「ダブリナーズ」。ジェイムズ・ジョイスの有名な短編集ですが、注目すべきは翻訳者。またこの人のネタか!と思われるかもしれませんが、そう、柳瀬尚紀氏です。

ジェイムズ・ジョイスは、以前「フォークナーと村上春樹」で書いたプルースト、フォークナー同様、難解な表現方法を好んで用いる20世紀のアイルランドの小説家です。ジョイスは、私がプルースト、フォークナーと違って読むのに挫折したわけではありません。難しいだろうと思って、初めから読もうとしたことがないのです。

あとがきをまず見ました。柳瀬氏の書くあとがきはきっと面白いだろうと思って。

期待通り面白いあとがきです。まず「ダブリナーズ」というタイトル。従来この短編集は「ダブリン市民」とか「ダブリンの人びと」などというタイトルで翻訳されていましたが、柳瀬氏はわざと原語のままにしています。New YorkerやBerlinerなど語尾に"er"を付けることで、「その都市の人々」という意味になる単語がいくつかありますが、それほど多くはありません。多くないうちの一つがDubliner(Dublin:アイルランドの首都)。ジョイスはDublinを世界に提示しようということで、あえてこの語を使いました。柳瀬氏はその意を汲んで、原語のままのタイトルにしたとのこと。氏のジョイスへの並々ならぬこだわりが伺えます。

このあと、あとがきには柳瀬氏が翻訳に苦心した語句の説明が続きます。これは訳文を読んでいるだけの我々には、説明してもらわないと全くわからないことなので、非常に興味深いです。

この「ダブリナーズ」は、ジョイスの作品としては易しく読めるので、これを機会に読んでみてもいいかなと思いました。

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