2009/02/21
キログラム原器の話
長さが何メートルとか、重さが何キログラムとか、誰でも量を表す単位を日常使っています。
今回は単位についての話題を書いてみます。
国際単位系(SI)では次の7つの基本単位が決められています。
長さ(単位:メートル 記号:m)
質量(単位:キログラム 記号:kg)
時間(単位:秒 記号:s)
電流(単位:アンペア 記号:A)
温度(単位:ケルビン 記号:K)
光度(単位:カンデラ 記号:cd)
物質量(単位:モル 記号:mol)
それ以外のSI単位は、すべてこれらの組み合わせで表現できるとのこと。
今回は単位についての話題を書いてみます。
国際単位系(SI)では次の7つの基本単位が決められています。
長さ(単位:メートル 記号:m)
質量(単位:キログラム 記号:kg)
時間(単位:秒 記号:s)
電流(単位:アンペア 記号:A)
温度(単位:ケルビン 記号:K)
光度(単位:カンデラ 記号:cd)
物質量(単位:モル 記号:mol)
それ以外のSI単位は、すべてこれらの組み合わせで表現できるとのこと。
これらの基準となる量をどう定義するか、というのは重要な問題で、
以前は例えば長さなら「メートル原器」なるものを作って「この長さを1メートルとする」
といった定義がありました。
ただ物理的な「物」を基準とすると、経年変化などでその「物」の物理量が変わったときに
非常にまずい、ということで普遍的な物理量を基準とするように変更されています。
その定義によると、1メートルとは「1秒の299792458分の1の時間に、光が真空中を進む距離」
ということです。
その他の時間(秒)や電流(アンペア)なども普遍的な物理量を用いた定義があります。
ところがキログラムだけは普遍的な物理量で定義することが難しいらしく、
いまだに「キログラム原器」の質量が基準になっています。
ちなみにキログラム原器はプラチナ、イリジウム等の合金で作られており、
真空状態にした気密容器中に保管されているそうです。
現在も「物」がキログラムの基準となっていることについては、国際的な度量衡の協会でも
問題になっているようで、早急な解決が望まれています。
将来、キログラムの定義が変わっても、私たちの生活に大きな変化はないでしょうが、
「量る、計る、測る、図る」ことを売りにしているソーキにとっては、
関心を持っておくことかもしれません。
以前は例えば長さなら「メートル原器」なるものを作って「この長さを1メートルとする」
といった定義がありました。
ただ物理的な「物」を基準とすると、経年変化などでその「物」の物理量が変わったときに
非常にまずい、ということで普遍的な物理量を基準とするように変更されています。
その定義によると、1メートルとは「1秒の299792458分の1の時間に、光が真空中を進む距離」
ということです。
その他の時間(秒)や電流(アンペア)なども普遍的な物理量を用いた定義があります。
ところがキログラムだけは普遍的な物理量で定義することが難しいらしく、
いまだに「キログラム原器」の質量が基準になっています。
ちなみにキログラム原器はプラチナ、イリジウム等の合金で作られており、
真空状態にした気密容器中に保管されているそうです。
現在も「物」がキログラムの基準となっていることについては、国際的な度量衡の協会でも
問題になっているようで、早急な解決が望まれています。
将来、キログラムの定義が変わっても、私たちの生活に大きな変化はないでしょうが、
「量る、計る、測る、図る」ことを売りにしているソーキにとっては、
関心を持っておくことかもしれません。
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