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サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2010/10/24

画家マティスを聴いてみました

先日、図書館でバーンスタイン指揮イスラエルPOの交響曲「画家マティス」を借りてきました。



「画家マティス」は20世紀ドイツの作曲家パウル・ヒンデミットの代表作の一つ。元々オペラとして作曲されたものを交響曲として作り直したもの。ずっと以前にエアチェックした覚えはあるのですが、あまり聴いた記憶がありません。当時は現代音楽を聴く習慣もなく、好きになれないタイプの音楽だったのだと思います。

この作品は1934年に書かれたもの。シェーンベルクやウェーベルンなどの無調、十二音音楽などが席捲していた時代に作曲された作品ですが、意外と「まともな」音楽。それもそのはず、ヒンデミットは無調音楽に対して否定的で、わかりやすい音楽を書くことに専念していたといいます。「実用音楽」と呼ばれるものがその一例で、アマチュア奏者にも演奏できる作品も数多く書きました。

20世紀の音楽の多くが、机上の理論を音の形に具現化しただけの作品だったり、聴衆が理解しにくいというか、作り手側に聴衆から理解されるための歩み寄りが全くなく(それどころか"拒否"さえしているような感じ)、わかる者だけがついて来いといった孤高の存在となり、結果として本当に多くの聴衆から嘲笑・非難あるいは無視同然の扱いを受けてきました。それではいけないという危機感を感じたのでしょうか、ヒンデミットの作品はわかりやすく、他の同時代の作曲家とは一線を画しています。

「画家マティス」をまともに聴くのは今回が初めて。初聴の印象では、いろんな楽器が鳴りすぎて、すっきりしない音楽だなあと思いました。ただ何度か聴いていくとそれなりに面白さもわかってきました。無調音楽よりははるかにわかりやすい。現代音楽に批判的だったチェリビダッケも、この曲の録音は残しているようです。

このCDには他に、弦楽と金管のための協奏曲、ウェーバーの主題による交響的変容の2曲が入っています。これらも初聴ではすっきりしない音楽だと思いましたが、まだ2回目を聴いていないので、曲の評価はしばらくしてからになるでしょう。

ちなみにこの「マティス」という画家は、有名な20世紀の画家アンリ・マティスではなく、マティアス・グリューネヴァントという16世紀ドイツの画家とのこと。今までこの音楽に興味がなかったせいで、このことも知りませんでした。勉強になりました。

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