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サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
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2011/01/23

マーラー第6はA-Sが正しいらしい

ブラウザのブックマークからいろんなサイトを見ていくうちに、「トロンボーン吹きのクラシックの嗜好」というサイトが見つかりました。プロの方が書かれているようで、内容はどれも高度です。その中に「マーラー交響曲第6番の楽章順の問題」というページがありました。

マーラーの第6番は、多くの場合第1楽章から順にAllegro-Scherzo-Andante-Allegroで演奏されます。元々マーラー自身が作曲時にこの順を考えていたからです。ただ自身で指揮するにあたって、第2楽章と第3楽章を入れ替えた、つまりAllegro-Andante-Scherzo-Allegroの順に変えたとされています。

では、いったいどちらが正しいのか、いろんな研究の結果、マーラーの最終的な意図はAllegro-Andante-Scherzo-Allegroだったということです(以下、これをA-S、元々の順をS-Aと書きます)。

この辺りのことは上記のサイト、あるいはそこからリンクされている「マーラー第6の楽章順」に詳しく書かれています。マーラー全集版の校訂者であるラッツという人が、自分の音楽理論に合わせるために事実を歪曲したということです。まあこういう人は古今東西いるというわけです。

ブルックナー、マーラーという2人のシンフォニスト(交響曲作曲家)は、ベートーヴェンの第9に極めて強く影響されていると言われています。2人とも60分を超える作品ばかりという点は第9に共通していますが、それ以外にも、

ブルックナー:弦の弱いトレモロで曲が始まる。
マーラー:合唱を含めた作品が多い。中間楽章がスケルツォ-緩徐楽章の順。

といったベートーヴェン・第9を意識したと思える特徴があります。ここに挙げたマーラーの特徴の一つ「中間楽章がスケルツォ-緩徐楽章の順」は、私の考えです。以下、私の考えを披露しますと、音楽の比重が終楽章にあるので、その序奏として深い内容の緩徐楽章が必要なので、4楽章形式なら第3楽章が遅い曲というわけ。なので、必然的にスケルツォが第2楽章となり、「S-A」がマーラーの意図。現に4楽章形式であるマーラーの第1、第4はそうなっています。マーラー・第9は緩徐楽章で始まるので違いますが。

特に第6の場合だと、緩徐楽章が変ホ長調で終わり、終楽章がハ短調で始まるので、調性面でも自然な流れですし。

私は研究家ではないので、資料を元にするわけでもなく、いわば"自分勝手に"そう考えていたわけで、結構当たっているとも思っていたのですが、上記の研究成果はちょっとびっくりと同時に、自分の考えは間違っていたのかと思いました。

そういえば、「テンポの速いマーラーはちょっと...」で書いたアシュケナージ指揮N響のは「A-S」。研究成果に則ったというわけです。アシュケナージも一応、解釈面での主張があったというわけですか...

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