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サラリーマンのすらすらIT日記

IT関連を中心とした日々を綴ります。
2011/02/25

「プロダクティブ・プログラマ」という本-その2

「プロダクティブ・プログラマ」という本の続きです。第9章「YAGNI」にこんなことが書かれていました。

推測に基づいて作ったものである限り、フレームワークは害にしかならないでしょう。



ここでいう「推測」とは、「いずれ必要になる機能だから、今のうちに実装しておこう」という推測のことで、そういう開発を戒めています。またこのあとには、こうも書かれています。

フレームワークがプロジェクトで必要とされるよりも著しく高機能だった場合は、複雑性が増して、害になってしまいます。最高のフレームワークは、象牙の塔に籠もって開発者のニーズを推測しているだけの設計者からは生まれません。最高のフレームワークは、実際に動いているコードから生まれるのです。(中略)フレームワークを使ったからと言って問題を確実に解決できるわけではないのです。まず、そのフレームワークが何を与えてくれるものなのかをよく検討しましょう。



「象牙の塔」云々の箇所は、手厳しい意見ですね。私が一時使っていたCakePHPですが、最近は使っていません。私がやっている「サーバサイド:PHP、クライアントサイド:Ext JS」では、PHP側はJSON形式を出力するだけのもので、クライアントサイドでの画面表現の部分はExt JSに任せています。したがって、サーバ側でMVCを明確に考慮する必要がありません。View部分はほとんどExt JSですし、ModelとControlをうまく分離してやる工夫さえすれば、見通しもよくなります。なので、CakePHPという大規模な構造は必要なく、むしろ見通しを悪くするもので、上述の言い方に則れば"害"になるのでしょう。

ただ私の場合、CakePHPの考え方は役立ちました。

ちなみにこの章のタイトル「YAGNI」とは、「You Ain't Gonna Need It」の略。「どうせ要らないって」という意味だそうです。勉強になりました。

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